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病気になりやすい性格を知ることで鬱病を予防

治療の話

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鬱病の治療には時間が掛かることが一般的に知られています。基本的に3つのステップを踏みながら治療していくでしょう。まず、急性期の場合は、休養と薬物治療がメインになります。仕事や学校などは休み、十分な休養を取りながら症状を回復させていくのです。様子を見ながら徐々に抗うつ薬の量を増やしていきます。抗うつ薬の効果が現れるまでにはある程度の時間が必要です。また、最初の内は抗うつ薬の副作用の方が強く出るでしょう。その為、効果が感じられないといって抗うつ薬を飲まなくなってしまう方がいますが、焦らずに薬を飲み続けるのが大切です。一般的には1ヶ月から3ヶ月で症状が良くなってきます。症状によっては半年以上かかる場合もありますが根気強く治療を続けましょう。抗うつ薬の効果で苛々や不安が和らぎ、憂鬱な気分も軽くなります。趣味や仕事などにも興味が湧くようになり、日常生活を楽しめるようになってくるのです。回復期に入ると、症状の回復と悪化を繰り返しながら時間をかけて状態を安定させていきます。この時期は、一度症状が回復すると鬱病が治ったと勘違いしてしまう方が多いのです。医師の指導をしっかりと守り、ゆっくりと治していくのが理想と言えます。また、この期間に注意すべきことがあり、希死念慮などが現れると実行に移す恐れが出て来るでしょう。少しずつ気力や体力が戻ってくる事で、行動力を伴うようになります。症状が回復しているにも関わらず自殺を図ってしまう方が多いのです。症状の悪化と回復を繰り返すので、ネガティブな感情を抱くことも少なくはありません。周囲の方は患者の行動には細心の注意を心掛けるようにしましょう。また、職場復帰などを急ぐ傾向にあります。完全に症状が安定するまでは、職場復帰は控えましょう。再発予防期になると、鬱病を予防する取り組みを行います。この病気は再発の可能性が非常に高いからです。1年から2年は継続して抗うつ薬による治療を続けます。投薬治療を終了するかどうかは医師が判断するので、自分で勝手に薬を止めるのは危険です。飲み忘れにも注意が必要になってきます。再発予防期で注意しておく点としては、調子が悪くなった時のサインを見逃さないことです。家族や友人などにどのような症状が現れるか伝えておくことで、自分では気付くことができなかった変化にも気付いてもらえる事ができます。また、鬱病を疑った時にとってはいけない行動もあるので注意しましょう。それは、アルコールの過剰摂取です。気分を高揚させるためにアルコールを必要以上に摂取すると、神経伝達物質であるセロトニンに減少してしまいます。セロトニンの現象は鬱病を発症させる原因とされているのです。また、抑うつ症状が出ている時に過剰にアルコールを摂取することで酩酊状態になると意識を制御することができなくなります。自傷行為などに走りやすくなったり、深く思い詰めてしまうことに繋がってしまうので、アルコールの過剰摂取には気をつけましょう。

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